昨晩の海外(2023/09/19)

昨晩の海外市場は、米9月NAHB住宅市場指数が45と予想の49を大きく下回ったことで、一時ドル売りが出るも、米FOMCを始めとした今週の金融イベントを控えて、様子見ムードが続いた。米10年物国債利回りは、アジア時間に、原油高に対するから、4.415%まで上昇後4.311%まで低下し、NY株価3指数は、わずかにプラスを維持したが、影響は限られた。尚イエレン米財務長官は「低インフレを達成していると思う」、「米経済が低迷する兆候は見られない」と述べている。
 ドル円は、147.56から147.77で上下、ユーロドルは、1.0655から1.0699まで一時反発、デギンドスECB副総裁が「基礎的インフレの要素は抑制されている」、カジミール・スロバキア中銀総裁が「先週の利上げが最後の可能性があるものの、来年3月まで物価動向を見極める必要があり、追加利上げの可能性は排除できない」と述べたが、影響は限られた。また、ポンドドルは、1.2371から1.2411で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は157.35から157.94まで反発、ポンド円は、182.73から183.24で上下、オージー円は94.79まで売りに押され、NZD円は87.08から87.41で上下、カナダ円は109.20から109.65で推移した。