昨晩の海外市場は、NY市場がレーバーデーの休場、手がかり難もあって、動意に薄い状況が続いた。ナーゲル独連銀総裁が「ECBの使命は物価の安定であり、銀行を喜ばせることではない」、「インフレはなお高すぎる」、ラガルドECB総裁が「行動は言葉よりも雄弁だ」、「われわれは12カ月の間に政策金利を計425BPという記録的なペースで引き上げてきた。インフレ率を中期目標である2%へと適時に戻す」と発言したが、新味に欠け影響は限られた。
ドル円は、146.50までじり高、ユーロドルは、1.0809まで反発後1.0783まで売りに押され、ポンドドルも、1.2643まで上昇後1.2616が下値を支えた。
一方クロス円では、ユーロ円は158.24、ポンド円は185.08まで上昇、オージー円は94.73から94.49、NZD円は、87.15から86.87、カナダ円は107.61から107.78での推移に留まった。