昨晩の海外市場は、主だった経済指標の発表のない中、ドル売りが優勢となった。米韓合同軍事演習が始まったことで、警戒感が相場を圧迫した。独連銀が、独経済が予想よりも早い成長もありえると発表、米7月シカゴ連銀全米活動指数が弱い内容となったが、影響は限定された。
ドル円は108.64まで下落、ユーロドルは1.1828、ポンドドルは1.2916まで買いが優勢となった。
一方クロス円は、一時リスク回避的な展開も、NYダウの下げ止まりを受けて、下値は限定された。 ユーロ円が127.84から128.79まで反発、ポンド円は140.11から140.71で上下、オージー円は86.18から86.62、NZD円が79.60から79.87で推移、カナダ円は、OPECと非OPECの合同専門委員会会合を控えて、86.33まで売りに押された。