昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米7月住宅着工件数や建設許可件数が予想を下回ったが、影響は限定された。ただ、トランプ米大統領が、製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散すると発表したこと、米FOMC議事録で、多くのメンバーがインフレ鈍化に懸念を示したことが明らかになったことで、ドル売りを強める形で引けた。
 ドル円は110.95の高値から110.03まで下落、ユーロドルは、1.1682の安値から1.1779まで反発した。
 クロス円では、ユーロ円が130.40から129.52、ポンド円は143.10から141.72まで売りに押された一方、オージー円が87.47、NZD円が80.60、カナダ円が87.35まで買いが優勢となった。