今日の裏読み、表読み(2025/04/11)

昨晩は、一昨日の巻き戻しからは、再びリスク回避の動きが強まった。本日は週末であり、またアストロ的は、満月を迎え、金星の逆行が終了することで、クライマックス的な、リスク回避の動きが拡大する可能性に留意しておきたい。
 本日の経済指標としては、NZ3月製造業PMI、独3月消費者物価指数・改定値、英国では2月月次GDP、2月鉱工業・製造業・建設部門・サービス部門指数、2月貿易収支、スウェーデン3月消費者物価指数、スイス3月スイスSECO消費者信頼感指数、メキシコ2月鉱工業生産、米国では、3月卸売物価指数と4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 注目としては、米3月卸売物価指数と4月ミシガン大学消費者信頼感指数となるが、昨日のCPIは落ち着いた内容も、もしPPIが強く、更にミシガン大学消費者信頼感指数が弱い結果となっても、インフレ見通しが強い結果となるなら、FRBの利下げに警戒感を残す形から米国債が更に売り込まれると、株安やリスク回避の動きにつながり易いことは留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、144.00まで一時下値を拡大も更なる展開とならず、上値は、145.14が抑えると弱く、買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、145.00、147.15、148.27、149.15-24のギャップ、150.49、151.25-30、152.31越えをストップに順次売り場探し。下値は、144円が維持されると売りは利食い優先で、買いは割れるなら止めて、143.44、142.96、141.64、141円、140円、139.58割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、1.1241まで上値を拡大。上値は、1.1241や1.1250が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、1.1276、1.1390、1.15越えをストップに売り上がりとなる。下値は、1.11前後が維持されると売りは利食いで、買いは1.1091を割れるなら止めて、1.0923、1.0889、1.0840や1.0800、1.0733-64、1.0676、1.0600割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3208まで上値を拡大も抑えられる形。上値は、1.3000前後が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3050、1.3114、1.3208、1.3249、1.3300、1.3434越えをストップに順次売り直しとなる。下値は1.2744や1.2708が維持されると売りは利食い優先。買っても1.2672を割れるなら止めて1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで一時反発も上値を抑えられる形。上値は、162.31-40が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて163.04、164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.88が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて159.17-48、158.36、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発も更なる展開とならず、上値は1489.83-190.10が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて191.98、193.68、195.77-98、196.32、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、184.38を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、182.81、180.09割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落が86.05まで拡大。上値は、91.33が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて93.15、93.84、94.67、95.30-40、95.75越えをストップに順次売り直しとなる。下値は86.05が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.50や85.00、84.60割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大。上値は、83.85が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて84.00-26、85.27、84.75、85.27、86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は、79.82が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて79.41-46、79.00、78.56割れをストップに買い直しとなる。