昨晩の海外(2025/03/01)

 金曜日の海外市場は、米1月個人消費支出において、コアデフレーターが市場予想に一致、伸び率は12月に上方修正された数字から鈍化、アトランタ連銀のGDPナウが、1-3月期で-1.5%と一転してマイナス成長となり、加えてトランプ・大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談で、トランプ大統領が「ゼレンスキー氏は和平の準備ができていない」と発言、会談が口論で物別れとなり、会談後の記者会見が中止されたことで、今後の交渉が難航するとの思惑が高まりリスクオフの展開となった。
 ドル円は、150.99まで反発後150.24まで利食いに押され、ユーロドルは、独2月独消費者物価指数・速報値は、市場予想から変化がなく影響は限られたが、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談が失望に終わったことで1.0420から1.0360まで売りに押され、ポンドドルも1.2622から1.2560まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は157.16まで反発後155.77、ポンド円も190.32から188.80、オージー円は93.87から93.12、NZD円は84.61から83.98、カナダ円は104.77から103.96まで売りに押された。