昨晩の海外(2025/02/27)

昨晩の海外市場は、米1月新築住宅販売件数が、前月比で10.5%下落、市場予想も下回り、米10年物国債利回りが、4.339%から4.247%まで低下、月末に向けたロンドン・フィキシングのフローもあって、ドルは軟調となった。ただ、その後は利食いも優勢となり、総じて揉み合い気味の展開が維持された。尚トランプ米大統領は「関税は止めない」、「カナダ、メキシコの関税は従来通り4月2日発動」、「EUへの関税を25%に決定」、「中国、ロシア、中東と良好な関係を築く」と述べている。
 ドル円は、149.89まで反発後148.85まで売りに押され、ユーロドルは1.0475から1.0528、ポンドドルは1.2640から1.2716まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は157.13まで反発後156.49まで下落、ポンド円は188.73から189.87まで反発、オージー円は94.08、NZD円は84.97まで売りに押されて、カナダ円は104.54まで反発後103.86まで下落した。