昨晩の海外(2025/02/25)

昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表がなく、様子見ムードの中株価の反発にも、トランプ大統領が、カナダとメキシコからの輸入品に課す25%の関税について「予定通り進められている」と述べたこともあって、リスクオンの動きは広がっていない。米10年物国債利回りは、4.456%から4.389%まで低下したことが円の下値を支えた。
 ドル円は、149.87まで反発後149.18まで下落、ユーロドルは、独選挙の結果を受けて、新政権へ景気刺激策期待からの反発も、ユーロ圏1月消費者物価指数・改定値が予想と変わらない結果となるも、独2月ifo企業景況感指数が弱かったこともあって、1.0453まで下落、ポンドドルも1.2612まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円はアジアの高値157.26から156.09まで下落、ポンド円は189.52から188.23、オージー円は95.46から94.70、NZD円は86.17から85.58、カナダ円は105.47から104.79まで売りに押された。