昨晩の海外(2025/02/19)

 昨晩の海外市場は、米2月NY連銀製造業景気指数が予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、4.546%まで上昇、ドル相場を支えた。また、サウジアラビアで開催された米露外相会談で、ウクライナ停戦に向けた前向きな結果が出なかったことで、ユーロに売りが強まった。ウシャコフ露大統領補佐官は、「あらゆる問題について米国と真剣な会話をした。プーチン大統領とトランプ大統領の会談に関して議論があったが、来週中の会談は今のところ予定されていない」と述べている。
 ドル円は、151.53まで一時売りに押されたが、その後は反発気味、ユーロドルは1.0470から1.0435まで下落、ポンドドルは、1.2624から1.2583での揉み合いに留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円が159.19から158.37まで下落、ポンド円は191.95から190.93、オージー円は96.70から96.19、NZD円は86.89から86.38、カナダ円は107.20から106.73まで売りに押された。