昨晩の海外(2025/02/13)

 昨晩の海外市場は、米1月消費者物価指数が、コア指数ともに強い内容だったことで、米10年物国債利回りが、4.527%から4.660%まで上昇、一度ドル買いをみせるも、「トランプ大統領とプーチン大統領が電話会談を実施、ウクライナ停戦に向けて協議を開始することで合意した」との一部報道が伝わると、リスクオフ相場の巻き戻しが優勢となった。尚トランプ大統領は、「金利は低下すべきだ」、パウエルFRB議長は「経済は非常に強いが見通しは不透明」、「関税を理由に政策金利を変更せざるを得なくなる可能性も」、ボスティック・アトランタ連銀総裁からは「FRBは十分な情報が得られるまで行動しない」との話が伝わっている。
 ドル円は、153.26から154.80まで上昇、ユーロドルは1.0317から1.0430、ポンドドルも1.2373から1.2484まで一時買い戻された。
 一方クロス円は全面高。ユーロ円が160.97、ポンド円は192.69、オージー円は97.34、NZD円は87.41、カナダ円は108.30まで上昇した。