昨晩の海外(2025/01/25)

金曜日の海外市場は、米1月製造業PMI・速報値が予想を上回ったが、サービス業PMIや1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が予想を下回り、12月中古住宅販売件数は予想を上回った。まちまちの結果となるも、トランプ大統領が「どちらかと言えば中国に対し関税を使わずに済むのが望ましい」と述べたこと、米10年物国債利回りが、4.660%から4.605%まで低下、ドルの上値を抑えた。
 ドル円は、植田日銀総裁が、結果発表後の記者会見で、「経済・物価・金融情勢次第で予断は持っていない」と発言、タカ派気味と捉えられたことで、154.85まで下落後、156.68まで反発も、その後はじりじり売りに押され、ユーロドルは、仏独ユーロ圏の1月製造業PMI・速報が総じて良好となったことで、1.0521まで反発、ポンドドルも予想を上回る英1月製造業とサービス業PMI・速報値を受けて1.2502まで買い戻された。尚ユーロポンドは、0.8405
まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が164.08、ポンド円は194.59、オージー円は98.77、NZD円は89.28、カナダ円は109.26まで一時反発した。