昨晩の海外(2025/01/22)

 昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、米長期金利の上げ渋りを受けて、ドル売りが優勢となった。米10年物交際利回りは、4.532%から4.591%で揉み合った。尚昨日トランプ大統領が48件の大統領令に署名したが、直接為替市場に影響を与えるものは少なく、総じて影響は限られた。
 ドル円は、156.06から155.25まで一時下落、ユーロドルは、独1月ZEW景況感指数は予想を下回ったが、1.0342を安値に1.0435まで反発、ポンドドルは、英12月失業保険申請件数推移が若干強く、1.2230から1.2340まで買い戻された。
 一方クロス円は堅調な株価を背景に、ユーロ円が162.23、ポンド円は191.90、オージー円は97.58、NZD円は88.20まで反発、カナダ円は、加12月消費者物価指数が若干予想を下回ったが、108.60まで買い戻された。