昨晩の海外(2024/11/22)

昨晩の海外市場は、高く始まった米国株相場が失速したタイミングでリスク・オフの動きが強まったが、米10年物国債利回りが、4.379%から4.440%まで上昇したことで、ドルの堅調な動きが続いた。経済指標としては、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や10月景気先行指標総合指数は予想を下回った一方、週間新規失業保険申請件数や10月中古住宅販売件数は予想より強い内容で、強弱入り混じる結果を受けて反応は限定された。
 ドル円は、153.91まで一時値を下げ、ユーロドルは、ウクライナ情勢不安やユーロ圏11月消費者信頼感・速報値が弱かったことで、1.0462、ポンドドルは、1.2581まで一時下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は161.75ポンド円は194.38、オージー円は100.31から100.88、NZD円は90.35から90.84、カナダ円は110.29から110.82まで反発後110.25まで一時下値を拡大した。