昨晩の海外(2024/11/16)

 金曜日の海外市場は、注目の米10月米小売売上高は、自動車を除く数値が予想を下回るも、前月の数値が大幅に上方修正、11月NY連銀製造業景気指数が31.2と予想の-0.7を大きく上回り、10月米輸入物価指数も強い結果となったことで、米10年物国債利回りが4.420%から4.505%まで上昇、ドルは対欧州通貨で堅調な展開が続いた。ただ、米株価3指数やナイトの日経平均株価が下落を強めたこと、その後米10年物国債利回りが4.402%まで低下したことで、円買いを強めて週末の取引を終了した。
 ドル円は、155.22から155.78まで反発後、153.86まで下値を拡大、ユーロドルは1.0593まで反発後1.0516まで下落、ポンドドルは1.2697から1.2597まで下落した。
 一方クロス円は、米大統領選後の円売りの利食いで、ユーロ円が162.32、ポンド円は194.30、オージー円は99.42、NZD円は90.25、カナダ円は109.26まで売りに押された。