昨晩の海外市場は、注目の米10月消費者物価指数が、総じて市場予想通りに留まったことで、一時ドル売りが出るも、米上下院で共和党の勝利が確実視されたこともあって、米10年物国債利回りが、4.447%から4.359%まで低下後、4.445%まで上昇したことで、再びドル買いに戻った。尚ローガン・ダラス連銀総裁は「FRBはおそらく追加利下げが必要となるが、慎重に進める必要」、「何回利下げする必要があるか、またどのくらいのペースで行う必要があるかは不明」と述べている。
ドル円は、154.34まで下落後155.62まで反発、ユーロドルは1.0653まで反発後、1.0556まで下落、ポンドドルも1.2768から1.2687まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は164.80から163.64まで下落後反発気味、ポンド円は196.66まで下落後197.82まで上値を拡大、オージー円は101.22から100.67、NZD円は91.93から91.28まで下落、カナダ円は110.59まで下落後111.30まで値を上げた。