昨晩の海外市場は、ベテランズデーで米債券市場が休場、米重要指標の発表もなく様子見ムードが強い中、NY株価3指数の堅調が続き、ドル買いが優勢となった。尚石破政権が、「AI・半導体強化への公的支援を検討し、10兆円超の新たな枠組みが経済対策で設定」、「次期春闘での賃上げや最低賃金の中期的引き上げに向けて、月内にも政労使による協議の場を持つ」と表明したが、特別相場の反応は見えていない。
ドル円は153.55から153.95まで一時反発、ユーロドルは、独連立政権の連立崩壊、トランプ次期政権の関税強化策が、中国や欧州経済に悪影響を及ぼすとの懸念もあって、1.0629まで下落、ポンドドルも1.2856まで売りに押された。
一方クロス円は欧州通貨の弱さに圧迫された。ユーロ円は163.58、ポンド円は197.72、オージー円は100.92、NZD円は91.54まで下落、カナダ円は110.17から110.56で上下した。