昨晩の海外市場は、米7-9月期GDP・速報値が予想を下回り、米10年物国債利回りが一時4.198%まで低下、ただ、その後発表された。米10月ADP全米雇用報告が、強い結果となったことで、利回りが4.304%までじり高となったが、総じてドル買いは限られた。
ドル円は、152.78から153.49まで反発後、152.87を下値にじり高となるも明日の日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて、総じて揉み合いに留まった。ユーロドルは、独ユーロ圏第3四半期GDP・速報値が市場予想や独10月消費者物価指数が、軒並み強い結果となったことで、1.0804から1.0871まで反発、ポンドドルは、スターマー労働党政権で初となる予算案で、過去30年間で最大規模となる年間400億ポンド(520億ドル)の増税計画を発表したことを好感して、1.2937から1.3044まで上昇後、じりじりと売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は165.51から166.60まで反発、ポンド円は198.21から199.81で上下、オージー円は100.51から100.97、NZD円は91.49から91.77で揉み合い、カナダ円は109.75から110.40まで値を上げた。