昨晩の海外(2024/09/11)

 昨晩の海外市場は、米8月消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードの中、米株価や日経平均先物の失速、米10年物国債利回りは、3.723%から3.640%まで低下し、リスク・オフの動きが続いた
 ドル円は、142.20までじり安、ユーロドルは、独8月消費者物価指数・改定値が前回から変化はなかったが、1.1015まで値を下げ、ポンドドルは、英8月失業保険申請件数は予想より改善したことで1.3105に反発後、1.3050まで売りに押されたが、その後は買い戻しが優勢となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は156.80、ポンド円は185.73、オージー円は94.52、NZD円は87.47まで売りに押され、カナダ円は、マックレム加銀行総裁が、「さらなる利下げを予想するのは妥当」と述べたこともあり、104.50まで値を下げた。