昨晩の海外市場は、今週の米物価指数の発表を控えて、様子見ムードが強い中、米7月卸売売上高は予想を上回り、NY連銀のインフレ期待指数が前月から上昇したが、米10年物国債利回りが3.763%から3.693%まで低下し円の下値を支え、欧州通貨はクロスに絡んだ売りに上値を押さえられた。
ドル円は、143.80まで反発後142.66まで売りに押され、ユーロドルは1.1059から1.1034まで下落後、このレンジで推移、ポンドドルは、1.3068から1.3103で揉み合いに留まった。
一方クロス円は、NY株価指数が堅調を維持したが、アジア市場からの上昇分を失った。ユーロ円が158.73を高値に157.48まで再下落、ポンド円も188.14から186.56、オージー円は95.71から94.92、NZD円は88.22から87.62、カナダ円は106.05から105.14まで利食いに押された。