昨晩の海外(2024/08/15)

 昨晩の海外市場は、注目の米7月消費者物価指数が、ほぼ予想通りの結果となったが、前年同月比でのコア指数の伸びが4カ月連続で鈍化したことから、米10年物国債利回りが3.826%まで低下し、一時ドル売りが強まるも、一定の織り込みもあって3.869%まで上昇、ただ、その後3.811%まで低下幅を拡大したが、総じて反応は限られた。 
 ドル円は、146.58まで下落後147.58まで一時反発、ユーロドルは、1.1047まで上昇後1.1011まで利食いに押され、ポンドドルは、英7月消費者物価指数の伸び加速も予想を下回ったが、1.2864まで反発後1.2821まで値を下げた。
 方クロス円では、ユーロ円は161.58から162.59で上下、ポンド円も188.44から188.34で揉み合い、オージー円が96.93、NZD円は88.24までじり安、カナダ円は107.60から106.88での上下の動きに留まった。