昨晩の海外(2024/08/14)

 昨晩の海外市場は、米7月卸売物価指数が予想を下回り、米10年物国債利回りが3.847%までじりじり低下。ドル売りが優勢。また米株価3指数が堅調に反発したことで、リスク回避の巻き戻しの円売りが優勢となった。ただ、イスラエルのメディアが「同国の都市テルアビブで爆発音が聞こえた」と報じたが、反応は見えなかった。尚、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「利下げは近づいている。もう少しデータを見たい」と述べた。 
 ドル円は、アジアの高値147.95から146.59まで売りに押され、ユーロドルは、独8月ZEW景況感指数が予想外の弱い結果も1.1000まで反発、ポンドドルも弱い英7月雇用統計にも関わらず、1.2873まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は160.68まで下落後161.53まで再反発、ポンド円も187.98から189.01、オージー円は96.84から97.49、NZD円は88.80から89.27まで値を戻したが、カナダ円は106.93までじり安となった。