昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、世界的な株価の上昇を受けてリスク回避に巻き戻しが続くも、米10年物国債入札の不調を受けて、米10年物国債利回りが3.977%まで上昇し、米株価3指数が値を消したことで、リスクオンに利食いが優勢となった。尚、金利の低下を受けてMBA住宅ローン申請指数は、予想を上回る結果となるも反応は見えず、三村財務官は、「介入に関して人が変わったから政策変わるものではない」と発言している。
ドル円は、146.08まで下落後147.69まで一時反発、ユーロドルは、1.0906から1.0937まで反発、ポンドドルは、1.2688から1.2436まで反発後、1.2684まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は、159.56から161.44まで一時反発、ポンド円も185.37から187.89まで値を戻し、オージー円は95.48から96.98で上下、NZD円は87.73から88.90で揉み合い、カナダ円は、加7月Ivey購買部協会指数が弱かったが、106.05から107.61で推移した。