昨晩の海外(2024/08/06)

昨晩の海外市場は、米7月ISM非製造業景況指数が、予想より強い結果となり、米10年物国債利回りが、3.671%から3.830まで反発、NY株価3指数が、どうにか下げ止まりをみせたことで、直近のリスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。尚、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイが、第2四半期にアップル株の保有株式数を半減させたことが相場の圧迫要因となった。また、9月の利下げ大幅になるとの見方の中、クールズビー・シカゴ連銀総裁は、「7月の雇用統計は、まだリセッションの可能性を示唆していない。FOMCCは、9月会合前にさらなるデータを確認できる」と述べている。
 ドル円は、141.75から144.90まで一時反発、ユーロドルは、ユーロ圏7月サービス業PMI・改定値は予想通りも、独7月サービス業PMI・改定値やユーロ圏7月卸売物価指数が予想を上回り、1.1008まで反発後1.0948まで利食いに押され、ポンドドルは、英7月サービス業PMI・改定値が予想より強かったが、対ユーロでの売りに押され、1.2728から1.2797での揉み合いの展開に留まった。
 一方クロス円も、一時の安値からは反発気味。ユーロ円が155.17から158.77まで反発、ポンド円は180.70から185.20、オージー円は91.36から94.22、NZD円は84.05から86.02、カナダ円は102.14から104.82まで買い戻された。