昨晩の海外市場は、米4-6月期GDPや個人消費・コアPCEの速報値が、いずれも市場予想を上回ったこと、株価が反発したことなどから、直近のリスク回避的な円買いに巻き戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.196%まで低下後4.264%まで上昇しドルを支えた。尚G7で、イエレン財務長官が、「我々は市場が決定する為替レートを信じる」、「時間の経過とともにファンダメンタルズは為替レートに反映される」と述べている。
ドル円は、154.32まで値を戻し、ユーロドルは、独7月ifo企業景況感指数が予想を下回ったが、1.0830から1.0870で上下、ポンドドルは1.2914から1.2850まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円は167.59、ポンド円は198.82、オージー円は101.16、NZD円は91.09、カナダ円は111.77まで反発した。