昨晩の海外(2024/06/06)

昨晩の海外市場は、米5月ADP全米雇用報告が、予想を下回り一時ドル売りとなるも、5月ISM非製造業景況指数が、予想より強い結果で一転ドル買いとなるが、ISMの価格指数が弱かったことで米10年物国債利回りが、4.359%から4.275%までじりじり低下、ドル買いも限られた。
 ドル円は、156.48まで値を戻し、ユーロドルは、1.0892まで反発後1.0854まで一時値を下げ、ポンドドルは、1.2796から1.2756で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は170.02、ポンド円は199.76まで反発、オージー円は104.01まで反発後103.45、NZD円は96.55から96.28で推移、カナダ円は、カナダ銀行が政策金利を0.25%引き下げたが、市場の予想通り。ただマックレム加中銀総裁が、「金融政策はもはやそれほど引き締める必要はない」、「インフレが緩和すれば追加利下げを期待するのが妥当」との見解を示したことで、114.30まで反発後113.62まで一時売りに押された。