昨晩の海外(2024/05/24)

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や5月製造業とサービス業PMI・速報値が予想より強い結果となったことで、米10年物国債利回りが、4.410%から4.496%まで上昇、一時のドル売りから一転ドルの買い戻しが優勢で引けた。
 ドル円は、G7を前にイエレン財務長官が「為替介入は稀であるべきであり、事前の伝達が必要」と再度強調したことで、157.20まで上値を拡大、ユーロドルは、独ユーロ圏5月製造業とサービス業PMI・速報値が、おおむね良好な結果となったこと、ユーロ圏の1-3月期妥結賃金が、前年同期比から加速したことで、1.0811から1.0861まで一時反発後1.0805まで下値を若干拡げ、ポンドドドルも、
英5月サービス業PMIが予想を下回るも、5月製造業PMI・速報値が予想より強く、1.2747まで反発後1.2686まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は169.29から170.32まで反発も、このレンジで推移、ポンド円は199.08から199.90で上下、オージー円は103.65から104.25後104.38まで売りに押され、NZD円は96.14の高値から95.58も利食いに押され、カナダ円は114.90から114.15まで値を下げた。