昨晩の海外(2024/05/18)

金曜日の海外市場は、米4月景気先行指標総合指数が、弱い結果となり、総じてドル売りが優勢となるも、米10年物国債利回りが、前日の反動で4.363%から4.426%まで反発、影響は限られた。ボウマンFRB理事は、「インフレはしばらく高止まりするだろう」、「金利変更には引き続き慎重、インフレ進展次第では利上げも辞さない」と語ったが、大きな反応は見えていない。
 ドル円は、155.98まで上昇後155.24まで一時下落、ユーロドルは、ユーロ圏4月消費者物価指数・改定値が速報値と変わらなかったが、1.0836から1.0878まで反発、ポンドドルも1.2645から1.2709まで値を回復した。またバスレ・スロベニア中銀総裁は「6月利下げは妥当だろう」と述べており、直近のECB要人発言の6月利下げ発言が続いている。
 一方クロス円では、ユーロ円が168.82から169.33、ポンド円は197.10から197.87、オージー円は103.63から104.31、NZD円は、95.12から95.58まで上昇、カナダ円は114.45から114.14の上下の動きに留まった。