昨晩の海外市場は、米4月消費者物価指数、4月米小売売上高、5月NY連銀製造業景気指数やNAHB住宅市場指数が、軒並み予想より弱く、米10年物国債利回りが、4.340%まで低下、ドル全面安の展開となった。尚カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、「インフレの行方を見極めるためには、もうしばらく現状維持が必要になるだろう」と述べている。
ドル円は、155.70まで下落、ユーロドルが1.0886、ポンドドルは1.2687まで値を上げた。
一方クロス円は、総じて利食いが優勢。ユーロ円が168.16、ポンド円は195.80、オージー円は103.12、カナダ円が113.76まで一時売りに押され、NZD円は94.16まで下落後94.87まで高値を更新した。