昨晩の海外市場は、米10-12月期GDP・改定値が、予想を若干下回った一方、個人消費・改定値やコアPCEが予想より若干上振れたが、概ね予想の範囲内の結果となり、米10年物国債利回りが、4.274%から4.305%で上下の動きに留まったことで、総じて影響は限られた。尚、米国の現行のつなぎ予算は、一部が3月1日、残りが3月8日に失効する。それぞれの期限までに年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ、政府機関の一部が閉鎖されるが、現状は大きな悪影響は見えていない。
ドル円は150.85まで値を上げ、ユーロドルは、1.0797まで下落後1.0846まで反発、ポンドドルも1.2622まで一時下落後1.2674まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は162.76まで下落後163.41、ポンド円も190.27から190.95まで値を戻し、オージー円は97.83、NZD円は91.69まで売りに押され、カナダ円は111.24から110.78で上下した。