昨晩の海外(2024/02/02)

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や10-12月期単位労働コスト・速報値が、予想よりも弱い内容、1月ISM製造業景況指数が、予想を上回るも、米10年物国債利回りが、3.958%から3.817%まで低下したことで、ドル売りが優勢となった。尚、米地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ株が、本日も10%超の急落したが、中東の衛星テレビ局アルジャジーラが「イスラエルが停戦案に合意」とツイートしたことなどから、リスクオフの動きは広がっていない。
 ドル円は、147.11から145.90まで一時下落、ユーロドルは、ユーロ圏1月製造業PMI・改定値や消費者物価指数・速報値が、予想通りの結果も、1.0780から1.0875まで反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、議事録で「2人が0.25%%の利上げ、1人が0.25%の利下げを主張した」と示され、ベイリー英中銀総裁が、「まだ金利を引き下げられる段階には達していない」と発言したことで、1.2625から1.2756まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は、158.08から159.20まで反発、ポンド円は、186.60まで反発後185.23まで一時売りに押された後再反発、オージー円は95.51から96.21で上下、NZD円は89.27まで下落後89.85まで反発、カナダ円は、108.82から109.48で上下した。