昨晩の海外(2024/01/11)

昨晩の海外市場は、米11月卸売売上高が、予想を上回ったが影響は限られる茂、米10年物国債入札の不調、ウィリアムズNY連銀総裁が「インフレ率を2%に戻すという我々の取り組みはまだ終わっていない」、「FRBはしばらくの間、制限的な政策スタンスを必要とするだろう」と述べたことで、米10年物国債利回りが、3.979%から4.042%まで上昇したが、NY株価の堅調もあって、ドル買いは限られた。
 ドル円は、アジア時間発表された実質賃金が、20カ月連続で減少したことで、日銀の早期政策修正観測が後退、145.85までじり高となり、ユーロドルは、シュナーベルECB専務理事が、「インフレの上振れリスクがあるため、警戒を続ける必要」と述べたことで、1.0973まで反発、ポンドドルも1.2745まで買い戻された。
 一方クロス円は、リスクオンの動きに堅調が続いた。ユーロ円は159.95、ポンド円は185.76、オージー円は97.69、NZD円は90.76、カナダ円は108.99まで反発した。