昨晩の海外市場は、NY連銀の1年先インフレ率見通しが3か月連続で低下、3年後と5年後も低下したことで、米10年物国債利回りが、4.067%から3.970%まで低下し、ドル売りが優勢となった。尚ボスティック・アトランタ連銀総裁が、「年末までに2回の0.25%の利下げが見込まれる」と述べたが、影響は限られた。
ドル円は、144.69から143.66まで一時下落、ユーロドルが1.0923から1.0979まで反発、ポンドドルも、1.2674から1.2768まで買い戻された。
一方クロス円は、NY株価3指数が連騰したことで堅調な推移。ユーロ円が158.38から157.68、ポンド円は108.03から184.01、カナダ円は108.11から107.45で揉み合ったが、オージー円は96.47から96.94、NZD円は89.77から90.20まで反発した。