金曜日の海外市場は、米12月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比+21.6万人と予想の+17.0万人を上回り、失業率が3.7%まで低下したことで、ドル買いを強めるも、その後発表された12月ISM非製造業景況指数が、50.6と予想の52.6を下回ったことで、一転ドル売りで終了した。米10年物国債利回りは、4.101%まで上昇後、3.955%まで低下したが、その後4.055%まで再上昇した。尚バーキン・リッチモンド連銀総裁の「依然としてインフレ率は目標を上回り、雇用は最大に近い水準にある」、「経済の正常化にあわせて金利も正常化するべき」との発言が伝わっている。
ドル円は、145.97まで反発後143.81まで下落したが、米長期金利の再上昇を受けて144.90まで反発、ユーロドルは、1.0877まで下落後、1.0998、ポンドドルも1.2611まで下落後1.2772まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は156.00まで反発後158.05、ポンド円は184.31から183.56、オージー円は96.81から97.40、NZD円は90.13から90.52で上下、カナダ円は109.04まで反発後108.04まで売りの押された。