昨晩の海外市場は、バーキン・リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」と述べたこと、米12月ISM製造業景況指数が予想を上回り、米10年物国債利回りが4.010%まで上昇し、ドル買いを強めるも、その後発表された米11月雇用動態調査が市場予想を下回り、FOMC議事録で、「当局者はさらなる利上げが適切になる可能性があると指摘」とされたが、米10年物国債利回りが3.869%まで低下しドル買いも限定された。
ドル円は、143.73まで一時上昇、ユーロドルは1.0894まで下落、ポンドドルは、対ユーロでの買いに支えられて1.2616から1.2677まで反発した。尚ユーロポンドは、0.8617まで下落した。
一方クロス円は、軟調気味のNY株価3指数にも堅調を維持した。ユーロ円が156.79、ポンド円は181.76、オージー円は96.60、NZD円は89.62、カナダ円は107.62まで反発した。