昨晩の海外(2023/12/19)

昨晩の海外市場は、米12月NAHB住宅市場指数が市場予想通りも、前回から大幅に反発したことで、米10年物国債利回りが、3.892%から3.969%まで上昇したことからドルが堅調な推移となった。ただ、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「2024年に利下げが適切になる可能性がある」、「2024年に3回の利下げが必要になる可能性」と述べている。
 ドル円は、143.16まで反発、ユーロドルは、スロバキア中銀のカジミール総裁は「性急な利下げは長すぎる引き締めのリスクよりも重大」と発言したが、独12月ifo企業景況感指数が市場予想を下回り、1.0907から1.0931で揉み合いも、ポンドドルは、対ユーロでの売りに1.2629まで下落した。尚、ユーロポンドは0.8647まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は156.31まで反発、ポンド円は180.38から181.19で上下、オージー円は96.15まで反発後95.68、NZD円も89.11から88.67まで利食いに押され、カナダ円は106.98から106.64の小幅の推移に留まった。