昨晩の海外(2023/12/01)

昨晩の海外市場は、米10月個人消費支出やデフレーターが、市場予想通りの結果に留まったが、週間新規失業保険申請件数や11月シカゴ購買部協会景気指数が予想より強く、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が「FRBが利上げを完了したかどうかを考えるのは時期尚早」、ウィリアムズNY連銀総裁が「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」などと発言したこと、月末のフローの動きもあって、ドルの買い戻しが優勢となった。また米10年物国債利回りは4.367%まで反発した。
 ドル円は、148.52まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏11月消費者物価指数・速報値が予想より弱く、1.0892まで売りに押され、ポンドドルも1.2604まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は、160.60から161.94、ポンド円は186.24から187.57、オージー円は、97.31から98.11NZD円は90.57から91.39まで反発、カナダ円は、弱い加第3四半期GDPにも、108.07から109.47まで買い戻された。