昨晩の海外市場は、週間新規失業保険申請件数が予想より悪化、7-9月期非農業部門労働生産性は予想を上回ったが、単位労働コストが悪化したことなどから、米10年物国債利回りが、4.749%から4.628%まで低下したことが、ドルの上値を抑えた。
ドル円は、150.58から149.85まで一時売りに押されたが、150.55まで再反発、ユーロドルは、仏独ユーロ圏10月製造業PMI・改定値が、速報値から上方修正されたことで、1.0668まで反発後1.0611まで売りに押され、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、当分の間、景気抑制的な政策の必要性が言及されたことで、1.2156から1.2226まで一時反発も、ベイリー英中銀総裁が、「抑制的な政策は長く維持すべきでない」と述べたことで、上値は限定的だった。
一方クロス円では、ユーロ円は160.09まで反発、ポンド円は182.73まで下落後、183.71まで反発、オージー円は96.94から96.51まで下落、NZD円は88.35から88.86まで反発後88.47まで再下落、カナダ円は109.45まで上昇した。