昨晩の海外(2023/10/31)

昨晩の海外市場は、今週のイベントを控えて様子見ムードが漂う中、米長期金利の上げ渋りやNY株価3指数が、自立反発したことなどから、ドルの売り戻しが優勢となった。尚米10年物国債利回りは、4.837%から4.920%で揉み合いの推移に留まった。
 ドル円は、日経新聞が「日銀は明日の金融政策決定会合でYCCの再修正を議論。現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定分超える金利上昇を容認する案が有力」との報道を受けて、148.81まで売りに押され、ユーロドルは、独7-9月期GDP・速報値が予想より改善も、今年マイナス成長の可能性が示唆され、独10月消費者物価指数も予想より弱かったが、1.0547から1.0625まで反発、ポンドドルは、1.2090から1.2165まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は157.70から158.93、ポンド円は180.77から181.89まで反発、オージー円は、95.53まで反発後94.91まで売りに押され、NZD円も87.43から86.89、カナダ円は108.41から107.49まで売りに押された。