昨晩の海外市場は、米8月消費者信頼感指数が、106.1と予想の116.0より弱い結果となったほか、7月JOLTS求人件数が、882.7万件と予想の946.5万件を大幅に下回り、約2年ぶりの低水準となったことで、米10年物国債利回りが、4.239%から4.106%まで低下。FRBによる利上げ局面が終わりに近づいているとの見方も台頭し、NY株価3指数が堅調に上昇を続けたことで、ドル売りが優勢となった。
ドル円は、147.37まで高値を更新後、145.68まで下落、ユーロドルは1.0782から1.0892まで反発、ポンドドルも1.2563から1.2655まで値を戻した。
一方クロス円はまちまちの動き。ユーロ円は、158.24から159.06で上下、ポンド円は185.27を高値に184.08まで利食いに押され、オージー円は94.60から94.21で上下、NZD円は、86.67から87.12まで反発、カナダ円は108.12から107.36まで売りに押された。