昨晩の海外市場は、注目のFOMCで、予想通り0.25%の利上げを発表、会合後の記者会見で、パウエルFRB議長が、「データ次第で、9月に利上げがある可能性に言及も、利上げなしの可能性もある」と発言したことで、一時ドル売りが進むも、総じて影響は限定された。米10年物国債利回りは、3.900%から3.855%で高止まりで推移、また、パウエルFRB議長は、「今後も会合毎に決定を下していく」、「利下げは、我々が適切だと判断したタイミングで行われるが、それは年内ではない」、「インフレ目標2%に達するのは、2025年頃までかかる見ている」と述べているが、今回で利上げの停止は示唆されていない。
ドル円は、140.70から一時139.93まで下落、ユーロドルは、1.1048まで下落後1.1107まで反発、ポンドドルは、1.2884から1.2961で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円は、155.16から155.71、ポンド円は、180.92から181.64で推移、オージー円は、94.43まで下落後95.05まで反発、NZD円は86.97、カナダ円は105.91まで一時下落した。