昨晩の海外市場は、米8月ADP全米雇用報告が、+9.9万人と予想の+14.5万人を下回ったことで、一時ドル売りが強まるも、8月サービス業と総合PMI・改定値や8月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで買い戻しも、明日の米8月雇用統計の発表を控えて総じて揉み合い気味の展開に終始した。尚、米10年物国債利回りも、3.723%から3.773%のレンジ的な推移、NY株価3指数はまちまちの動きに留まった。
ドル円は、142.85まで下落後、一時144.23まで反発したが、その後143.19まで売りに押され、ユーロドルは、1.1120から1.1076で上下、ポンドドルは、1.3151から1.3185での揉みあいに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は、158.61から159.79、ポンド円は188.12から189.79、オージー円は96.12から97.05、NZD円は88.83から89.52、カナダ円は105.68から106.75での上下の動きに留まった。