今日の裏読み、表読み(2025/02/20)

 昨晩も若干揉み合い気味の展開。今週は大きな材料も薄く、同様な展開が続きそうだ。
 金融政策としては、中国人民銀行が基礎金利を公表する。経済低迷から利下げムードが続いているが、利下げがあっても影響は中国株だけで、影響は限定される見通し。
 経済指標としては、豪1月雇用統計、スイス1月貿易収支、独1月生産者物価指数、トルコ1月消費者信頼感指数、ユーロ圏12月建設支出、メキシコ12月小売売上高、加1月新築住宅価格指数と生産者・原料価格指数、米国では、2月フィラデルフィア連銀・製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、1月景気先行指標総合指数、ユーロ圏2月消費者信頼感・速報値、NZ1月貿易収支などが発表される。
 注目としては、豪1月雇用統計は昨日RBAが利下げを発表もタカ派ムードが残っている。強弱が見えても大きな動きにはつながらない見通し。米国では2月フィラデルフィア連銀・製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、1月景気先行指標総合指数などが焦点となるが、総じて強弱入り混じる経済指標が続いており、反応が見えても動きは限られそう。一方ユーロ圏2月消費者信頼感・速報値は、直近ユーロ圏経済が弱いとの見通しが継続しており、サプライズは強い結果で、ユーロ相場を支えるか注目したい。
 その他要人発言も多く、揉み合い気味の株価、高止まりする米長期金利の動向も睨みながらの対応となる。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が150.93まで拡大も現状は維持する形。上値は、152.50前後が抑えると買いは利食い優先、売りは越えるなら止めて、153円や153.50前後、154円越えをストップに売り直し。更に超えても154.80、155.52、155.88-98や156.25、156.58-75、158.20、158.87、159.45、160.26越えをストップに順次売り場探し。下値は、150.93が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる
 ユーロドルは、1.0141まで下落も、これを維持して反発が1.0514が抑えると形。上値は、1.0514が抑えると買いは利食い優先。売りは1.0533-40越えをストップ、越えても1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0400前後が維持されると売りは利食いで、買っても1.0373を割れるなら止めて1.0317、1.0277-92、1.0211、1.0141、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは1.2100まで下値を拡大も維持する形。上値は1.2667を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.25ミドルが維持されると売りは利食い優先で、買っても割れるなら止めて、1.25方向への調整で買い下がって、このストップは1.2477割れ、更に割れても、1.2373、1.2333、1.2249、1.2130、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、155.61まで下値を拡大も維持する形。上値は、159.20が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて160.27、161.19や161.51をストップに売り直し。更に超えても162.49-71、164.08-55、164.90-165.10、166.10-12越えをストップに順次売り場探し。下値は157円を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて156.26、155.61、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.01まで下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、192.16-51を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて193.07-38、193.77-03、194.76-78、196.02、197.55、198.26をストップに順次売り直しとなる。下値は、190円前後が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止め189.62、187.01-25、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を98.77で抑えられて、94.25まで下値を拡大も、その後97.41まで反発。上値は、96.77-00が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて97.33-52、98.26、98.77、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57越えをストップに順次売り直しとなる。下値は96円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて95.08、94.25、93.60-87や93.42割れをストップ、更には92円や91円、90.13割れをストップに買い直しとなる。
 NZD円は、85.22まで下落が拡大も維持して87.41まで反発。上値は、87.04や87.41-48が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて87.97-25、88.85、89.28、89.72-90.08越えをストップに順次売り直しとなる。下値は85.98が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.22-42、84円、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。