昨晩は直近の株安やドル買いの巻き戻しが優勢となった。米長期金利の動きがポイントとなるが、一過性の動きが続くとは見えず、今日も逆説的な展開に注意しておきたい。
本日の経済指標としては、日12月国内企業物価指数、英12月英RICS住宅価格指数、豪12月雇用統計と1月消費者インフレ期待、独12月消費者物価指数・改定値、英国では、11月月次GDP、11月鉱工業・製造業・サービス部門・建設部門生産指数、11月貿易収支、ユーロ圏11月貿易収支、12月12日開催分の欧州中央銀行・理事会議事録、加12月住宅着工件数、米国では、12月小売売上高、12月輸入・輸出物価指数、1月フィラデルフィア連銀・製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、11月企業在庫と1月NAHB住宅市場指数などが発表される。
材料が多く注意が必要だが、日本の国内企業物価指数は影響は少ないが、もしサプライズ的に強い結果なら注意。豪12月雇用統計は強弱次第も影響は限られそう。英国では、11月月次GDPなど景気指数が続くが、弱い結果がリスク。ECB議事録は、ECBの今後の利下げ姿勢が焦点も、方向性は変わらず反応はなだそうだ。また、米国では、12月小売売上高やフィラデルフィア連銀・製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数が注目されるが、強弱入り混じると影響は大きく出ない見通しとなる。
戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は157円、157円ミドルが押さえると買いは利食いで、売りは158.20越えをストップ、越えても158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、155.95を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0239や1.0260が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0354が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0434-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は1.2130や1.2154が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2307-24が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて1.2377-00、1.2450-00、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.04まで下値を拡大もこれを維持する形。下値は160.04が維持されると売りは利食いで、買いは159.80を割れるなら止めて159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、162.89が押さえると買いは利食いで、売っても163.19を超えるなら止めて163.51-81、164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も上値が198.96で抑えられて、190.08まで下値を拡大もこれを維持する形。下値は、190.08が維持されると買いや売りは利食いで、買いは190円を割れるなら止めて、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、193円が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、194.78、196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.39まで拡大も、これを維持する形。下値は96.39が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は97.96や98.21が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が87.06まで拡大もこれを維持する形。下値は87.06が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.74が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。