今日の裏読み、表読み(2025/01/09)

 昨晩のドルは堅調も、総じて動きは限られている。本日は、ジミー・カーター元大統領の国民追悼日で、NY株式市場が休場、債券市場短縮取引となることで、週末に米雇用統計の発表を控えており、様子見ムードは続きそうだ。
 経済指標としては、日11月毎月勤労統計調査と日銀地域経済報告、豪11月貿易収支と小売売上高、中12月消費者と生産者物価指数、独11月鉱工業生産と貿易収支、ユーロ圏11月小売売上高、南ア11月製造業生産、メキシコ12月消費者・生産者物価指数、米国では、11月卸売売上高・卸売在庫などが発表される。
 米国で大きな材料のない中、日本の11月毎月勤労統計調査と日銀地域経済報告などが弱い結果となるなら、日銀の1月利上げ期待が後退、円売りの要因となる。また中国12月消費者と生産者物価指数は、強弱次第も影響は限られ、ユーロ圏11月小売売上高もあまり注目度は高くないが、ECBの利下げ思惑が強い中、強い結果が見えた場合、ユーロ相場の下支えとなる。
 本日は要人発言の機会も多く、昨日のFOMC議事録で、タカ派面が見えており、こういった内容を再確認すると米長期金利の下支えとなりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、158.55まで上値を拡大。上値は158.55や158.62-86が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めても、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、157.91を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて157.37、156.02-24、154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0226まで急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0273が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めてるか、1.0226や1.0200割れをストップに買い下がり。割れても1.0171、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0358が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0434-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは1.2321まで下値を拡大。下値は1.2300-21が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2187、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は1.24前後、1.2450-00を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.91まで一時下落も更なる展開とならず、下値は162円ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、160.91、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、164.55が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、194.20まで下落もこれを維持する形。下値は、195.12が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、194.07-20、193.66-84、192.46-86、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は197円前後が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.94で維持する形。上値は99.17-23が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は98円前後が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて97.49、96.94、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれる形。上値は、89.72が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.90-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、88円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.73、86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。