今日の裏読み、表読み(2024/12/26)

 昨日はクリスマスで動意に薄い展開。本日も欧州市場がボクシングデーで休場が多く、様子見ムードが続くが、ただNY市場が戻って来ることで、年末を睨んで一定の動きが出るか注目したい。
 金融政策としては、トルコ中銀が政策金利を公表する。現行の50%から48.50%への利下げが見込まれている。既に影響は織り込みだが、利下げ幅が拡大するケースで、声明で更に利下げの可能性を示唆すると瞬間売られるケースもありそうだ。ただ、中銀が利下げスタンスに変更するということは、逆にインフレの落ち着きを示すことで、トルコにとっては朗報。押し目買いのタイミングとなるか注目したい。
 経済指標としては、日11月新設住宅着工戸数と建設工事受注額、仏11月カテゴリーA失業者数、米週間新規失業保険申請件数などが発表される。
 注目は、米週間新規失業保険申請件数の結果次第で、一定の動き出るだろうが、総じて影響は大きくない見通し。
 また、米7年物国債の入札が実施されるが、米長期金利の高止まりを押せるかどうかとなりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、157.93まで上値を拡大。上値は157.93や158.00が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、158.62-86、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は156.89が維持されると売りは利食いで、維持では買っても、割れるなら止めて156.29-36をストップ、または階差下がって、ストップは155.95割れ。更には154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、下値を1.0343まで拡大も、更なる展開とならず、下値は、これが維持さえると売りは利食い優先で、買いは割れるなら止めて、1.0290、1.0223などをストップに順次買い場探し。上値は、1.0448が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて1.0535-40越えをストップに売り直し。更に超えても1.0595-30、1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997をストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2475まで下落を拡大。下値は1.2510が維持されると売りは利食いで、買いは1.2475割れをストップ、割れても1.2446、1.2300割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2615が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を156.18で維持して、反発が163.80まで拡大。上値は、163.80-00が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、164.76-165.10、166.10-12越えをストップに順次売り場探し。下値は、162.34を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて160.90、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は、下落が188.09まで拡大も、これを維持して198.96まで再反発。上値は197.64が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、198.11、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる。下値は、196.45が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、195.76、194.07、193.66-84、192.46-86、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、上値を98.75まで再拡大。上値は、98.75-76を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売り上がっても超えるなら止めて99.23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。下値は97.44が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、96.50、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。
 NZD円は、89.21まで再反発。上値は、89.21-31が押さえると買いは利食いで、売りは89.52越えをストップ、越えても89.90-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、88.07が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、86.73、86.57、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。