今日の裏読み、表読み(2024/12/06)

 昨晩も米長期金利の上げ渋りがドルの上値を抑える形となった。本日は注目の米雇用統計の結果次第も、週末もあってポジション調整の動きも留意して対応したい。
 経済指標としては、日本の10月毎月勤労統計・全世帯家計調査、10月景気先行・一致指数・速報値、豪10月投資用・居住用住宅ローン、独10月鉱工業生産と貿易収支、英10月ハリファックス住宅価格、仏10月国際収支、ユーロ圏第3四半期GDP・確定値と 就業者数・改定値、加11月雇用統計、 米11月雇用統計と12月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 注目は、米11月雇用統計や12月ミシガン大学消費者信頼感指数となる。再来週のFOMCを控えて、利下げ見通しに変化を与えるか注目される。ただ、少なくとも米10年物国債利回りは高値を付けており、更なる上昇は期待しない方が無難となりそうだ。
 また、FRBブラックアウト期間を前に、FRB要人の利下げ見通し関わる発言も注目しておきたいが、週末はアストロ的に重要変化日となっており、何かリスク・イベントがあるなら大注意となる。

 戦略としては、ドル円は、上値を156.75で限定して、下落が148.65まで下値を拡大も更なる展開とならず、下値は149.65が維持されると売り利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、148.97や148.65割れをストップに買い直し。更には148円、147.34、145.92割れをストップに買い直し。上値は150.70-78が前に上げ渋りでは買いは利食いで、売ってもストップは151.23越え。超えても151.96、更には153.24、154.22、154.75-00、155.89、156.75越えをストップに順次売り場探し。
 ユーロドルは、1.0335まで一時急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0505を前に下げ渋りでは売りは利食い優先で、買い下がっても割れるなら止めて、1.0457-73割れをストップに買い直し。更には1.0385-92、1.0335、1.0290、1.0223などをストップに順次買い場探し。上値は、1.0598が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2487まで下値を拡大もこれを維持する形。下値は、1.2687を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、1.2613-17ゾーンをストップ、更には1.2567、1.2507-25や1.2487割れをストップに買い直し。更には1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2771が押さえると買いは利食いで、売りは1.2832越えをストップに売り上がり。超えても1.2874、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を156.18まで拡大もこれを維持する形。下値は157.56を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて156.05-18割れをストップに買い直し。更には155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、158.65が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて159.10、160.34、160.72-00越えをストップに売り直し。更には162.01-12、162.50-80、163.78-49、164.76-165.10、166.10-12越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円は、上値を199.56で押さえられて、下落が188.09まで下値を拡大もこれを維持する形。下値は、190.07-35ゾーンが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、191.53が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、192.48、193.74、194.64、194.80-00や195.55、197.79、198.47、199.56-81をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、102.41で上値を抑えて下落が96.17まで拡大。下値95.92を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて95.33、94.7193.60-87割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、97.55が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて98.04、98.76、99.23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、92.47で上値を抑えて下落が87.34まで拡大。下値は87.34を前に下げ渋りでは売りは利食い、買いは割れるなら止めて86.85、86.57割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.55が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.03、89.52、89.90-90.08、90.56、91.20-34、91.81-95、92.47越えをストップに順次売り直しとなる。