昨晩は、トランプ・ラリー的な展開が続いた。ただ、株価面では利食いも出易く、引き続き追いかけて良いかは不透明となる。
本日の経済指標としては、豪11月ウエストパック消費者信頼感指数、10月NAB企業景況感・企業信頼感指数、独10月消費者物価指数・改定値、英10月雇用統計、トルコ9月経常収支、南ア第3四半期失業率、独・ユーロ圏11月ZEW景況感調査、米国では、10月NFIB中小企業楽観度指数と10月NY連銀・インフレ期待、南ア10月製造業生産、加9月住宅建設許可件数などが発表される。
注目としては、独・ユーロ圏11月ZEW景況感調査は、直近ドイツ経済に不安材料が多い中、逆に強い結果がユーロ相場の買い戻しにつながるか注目したい。また、米10月NY連銀・インフレ期待は強弱次第も、今週の米物価指数の発表を控えて、思惑につながるか焦点となる。
その他米債券市場は、昨日の休場から戻って来るが、トランプ次期政権に対するインフレ期待も、まだ何も政策が実施されたわけではなく、あまり織り込み過ぎるのも疑問も多い。今週は長期国債の入札もなく、一定の買い戻しも入り易そうだ。
戦略としては、ドル円は、154.71まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、154.11-14を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、154.71や155.22、156円越えをストップに売り場直しとなる。下値は、153円前後の維持では売りは利食いで、買いは152.14割れをストップに買い下がり。更に割れても151.30-34をストップに買い直し、更には150.50-60、149.09や148.85、148.30-41、148円をストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0629まで下値を拡大。ただ、突っ込み売りは避けたい。下値は1.0629や1.0600が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0507-17や1.0496、1.0448割れをストップに買い直し。上値は、1.0728を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2834まで拡大も反発が限定されている。下値は1.2834が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2747、1.2665、1.261をストップに順次買い場探し。上値は、1.3010を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売り上がっても超えるなら止めて1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、166.69まで上値を拡大も、更なる展開とならず、下値は163.21が維持されると売りは利食いで、買いはは162.78割れをストップの買い場探し。割れても161.85、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、164.66が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、166.10-12をストップに売り上がり。超えても166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円は、199.56まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は198円ミドルが押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて199.56-81越えをストップに売り直し。更には201.15や202.15をストップに売り直しとなる。下値は、196.50-75を前に下げ渋りでは売り利食い、買っても割れるなら止めて、195.11-37、194.58、193.58-84ゾーン、192.71-80割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、101.36が押さえると買いは利食い;で、売りは越えるなら止めて、102.41をストップに売り直し。越えるなら止めても103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は100.02-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09-54、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は92.47を前に上げ渋りでは買いは利食い、売り上がって、ストップは92.47越え、更に超えても92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.75が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、90.08-43や89.80-87割れをストップに買い直し。更には89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。