昨晩は、月末・四半期末のフローの動きもあって、ドルに買い戻しが優勢となった。ただ、本日は期が明けることもあって、こういったフローもなりを潜めることは留意しておきたい。
本日の経済指標としては、NZ8月住宅建設許可件数、日本の8月失業率・有効求人倍率、7-9月期日銀短観、9月19-20日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見、豪8月住宅建設許可件数・民間住宅着工許可件数、8月小売売上高、スイス8月実質小売売上高と9月製造業PMI、トルコ9月製造業PMI、ユーロ圏各国の9月製造業PMI・改定値、英9月製造業PMI・改定値、ユーロ圏9月消費者物価指数・速報値、米国では、9月製造業PMI・改定値、9月ISM製造業景況指数、8月建設支出、8月雇用動態調査、9月ダラス連銀・サービス売上高指数とサービス部門信頼感指数などが発表される。
注目としては、日銀短観は総じて弱い形が想定されている。ただ、影響は限られそう。各国の9月製造業PMI・改定値は、強弱差が見えると一定のドルの動きにつながる。またユーロ圏9月消費者物価指数・速報値などは、直近のユーロ指標の弱い内容を反映するとユーロの圧迫要因、一方米国では、9月ISM製造業景況指数や8月雇用動態調査が焦点となる。ISM製造業景況指数は、予想より改善が見えるか注目。また、8月雇用動態調査は、週末の米雇用統計を控えて、米雇用環境の思惑を助長するか注目となる。
戦略としては、ドル円は、下値を139.58で維持して146.49まで反発も、上値を抑えられる形。下値は、142.94を前に下げ渋りでは売りは利食い優先で、買っても割れるなら止めて、142.34-41をストップに買い直し。更には141.64や141.13をストップ、割れても140.43-45、139.58や139.50割れをストップに買い直し場を探したい。上値は、143.91が押さえると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、145円や146円をストップに売り直し。更に超えても146.49越えをストップとするが、越えるケースでは倍返しも検討されるが、147.21-35、148.27、149.39越えをストップに、順次売り場探しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え揉み合い気味。下値は、1.1083-04ゾーンを前に、下げ渋りいでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.1068割れをストップに買い直し、更には1.1002-05、1.0950、1.0882、1.0778、1.0710割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.1209-14を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.1276、1.1396、1.1495越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は1.3423-35が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.3500や1.3550、1.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は、1.3350が維持されると売りは利食いで、買いは1.3313割れをストップ、割れても1.3249割れをストップに買い直し。は割れるなら止めて1.3146-75、1.3115、1.3002-33、1.2940-75割れをストップに、順次買い直しとなる
一方クロス円では、ユーロ円は、下値を155.15で維持して、163.50まで反発も、更なる展開とならず、下値は、158.11を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、157.78、157.05-11円割れをストップに順次買い直しとなる。。上値は160.13が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、161円や162円越えをストップに利食いや売り直し。163.50を越えて倍返しも検討されるが、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し
ポンド円は、183.72まで再下落もこれを維持して、195.98まで再反発も更なる展開とならず、下値は、189.57が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、188.73、188.17、187.36、186.68割れをストップに順次買い場探しとなる。、上値は、192.33が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、194円越えをストップに売り直し。更には195.98、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。
豪ドル円は、下値を93.60で維持して100.73まで再反発も上値を抑える形。下値は、98.03-09を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、97.63、96.72、95.33、94.70、93.43-87割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は99.45が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、100.73をストップに戻り売り。更には101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる
NZD円は、86.28で下値を支えて、92.30まで再反発も上値を抑える形。下値は、90.05-11が維持されると売りは利食いで、買ってもストップは89.80割れ。割れても89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。上値は91.36が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。