今日の裏読み、表読み(2024/09/24)

 昨日は総じて、揉み合い気味の展開に留まったが、引き続き今週は大きな材料に薄く、月末・四半期末・本邦の半期末を睨んだ展開が続きそうだ。
 本日は、金融政策としては、豪準備銀行が政策金利を公表するが、据え置きが想定されており、予想通りの結果や声明などで、警戒感を残す形となるなら影響は限られそう。ただ、一部では将来的な利下げを見込む向きもあって、米国の利下げの後のスタンスは重要となりそうだ。
 経済指標としては、トルコ8月設備稼働率と製造業信頼感指数、独9月ifo企業景況感指数、米国では、7月月次住宅価格指数、7月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、9月コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数や9月リッチモンド連銀・製造業総合指数などが発表される。
 注目としては、弱い指標にユーロ売りは強まっていないが、本日の独9月ifo企業景況感指数なども弱い結果が想定される。ユーロ相場の上値を追いかけるのは避けたおいた方が良さそうだ。また、米国では住宅関連指数とコンファレンス・ボードの消費者信頼感指数やリッチモンド連銀・製造業総合指数などが焦点。FOMCの利下げにスタンスにも、米経済指標は良好な結果が続いており、こういった面が、利下げスピードを鈍化させるとの見方につながるならドルを支えそうだ。
 その他今夜の2年債から今週も米国債の入札がスタートする。入札週は米長期金利が下げづらくなることは、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、下値を139.58まで拡大もこれを維持する形。上値は、144.46-49が押さえると買いは利食い、売りは越えるなら止めて、145円、146.29、147.21-35、148.27、149.39越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、143.17を前に下げ渋りでは売りは利食いとなるが、買いは割れるなら止めるか、143円前後まで買い下がって、ストップは142.80割れ。割れても141.74割れをストップに買い直し。更には141.13、140.43-45をストップに買い直し。更には140円前後から買い下がって、139.58や139.50割れをストップ、割れるケースでは倍返しも検討されるが、139円、138.50のサイコロジカルが維持されると売りは利食い優先で、買いもタイト・ストップで検討したい。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1202まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。下値は、1.1069-83ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い割れるなら止めて、1.1002-05をストップに買い直し。更には1.0950、1.0882、1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.1141を前に上げ渋りでは買いは利食いで、越えても売り上がって、ストップは1.1182-91や1.1202越え。更に越えても1.1276をストップに売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3360まで上値拡大。ただ、上値追いは厳ししく、1.3360が押さえると買いは利食いで、売りはこれをストップとするか、1.34越えをストップに売り上がり。越えても1.3431.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は、1.3249を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めるか、1.3220割れをストップに買い下がり。割れても1.3146-75、1.3115、1.3002-33、1.2940-75、1.2882、1.2799、1.2726、1.2665、1.2613-16割れをストップに、順次買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を155.15で維持して、161.19まで再反発も更なる展開とならず、上値は160.53が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、161.15、161.50、162.89-19、163.88、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、159円前後維持されると売りは利食いも、買いは158.42割れ。割れても157.78、157.05-11、156.73、156.05、155.15、154.42、153.15、150円割れをストップに買い直しとなる。
 ポンド円は、183.72まで再下落もこれを維持して、192.45まで再反発。上値は、192.45が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて193.49、193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、190.14が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、188.73をストップに買い直し。更に割れても188.17、187.36、186.68、185.84、185.29、183.72-77、182.81-06、181.61、180.69、180.11割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、下値を93.60で維持して98.73まで再反発。98.73-87が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、99.87-02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、97.63が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、96.72をストップに買い直し。更には、95.33、94.70、93.43-87、93円や92円、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、86.28で下値を支えて、90.36まで再反発。上値は90.36が押さえると買いは利食い優先で、売りは98.36越えをストップ。超えても90.78、91.66、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、89.38を前に下げ渋りでは売りは利食い優先。買いは割れるなら止めて、88.61、87.50-88、87.11、86.85、86.28、85.86、85.00-36割れをストップに順次買い直しとなる。