今日の裏読み、表読み(2024/08/27)

 昨晩はドルに買い戻しが優勢となった。引き続き日替わり的な展開には留意しておきたい。
 経済指標としては、日本の7月企業向けサービス価格指数、独第2四半期GDP・改定値、英7月CBI小売売上高、米国では、第2四半期と月次住宅価格指数、6月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、8月コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数、8月リッチモンド連銀・製造業総合指数とダラス連銀のサービス売上高・サービス部門信頼感指数などが発表される。
 注目は米国の住宅指標やセンチメント指数となるが、どうであれFOMCの9月の利下げは間違いないことで、強弱で若干動いても、メインシナリオは変わらず、総じて影響は限られる見通し。
 その他本日から米国債の入札がスタートする。入札週は米長期金利が上がり易いことは留意。また不安定な株価の動きも留意して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、下落を141.70で維持して149.39まで反発も、更なる展開とならず、下値は昨日の安値143.45が2番底となるか注目で、早期はこれをストップに押し目買い。割れても142-3円が維持されると買い下がりとなる。ただ、141.70を割れると相場が崩れ気味となるので注意となるが、その場合も140.25や140円割れをストップに、買い直しを検討したい。上値は145.21を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、超えるなら売りは止めて、146.48-53をストップ、超えても147.35をストップに売り場探しとなる。ただ、超えると一定の反発期待となるが、その場合も148.27、149.39、150.89越えをストップに、順次売り場探しとなる。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1202まで反発も、上値追いは避けたい。上値は、1.1202が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.1276をストップに、売り上がりとなる。下値は、1.1098-05が維持されると売りは利食いで、買いは1.1072割れをストップに買い下がり。割れても1.1030、1.0950、1.0882、1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3230まで上値拡大も、更なる展開とならず。上値は1.3230が押さえると買いは利食いで、売りは1.3300越えをストップに売り上がりとなる。下値は、1.3108-30を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは1.3076割れをストップに買い下がり、割れても1.3011や1.2974をストップに買い狙いも、割れるなら止めて、1.2940、1.2882、1.2799、1.2726、1.2665.2613-16、1.2446、1.2300割れをストップに、順次買い直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、175.43が上値を抑えて、下落が154.42まで拡大も、これを維持する形。上値は、162.71-91や163.05-19が押さえると買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、163.88、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.42-51を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、159.80、158.94、157.70や157.30、155.17、154.42割れをストップに、順次買い直しとなる。
 ポンド円は、208.12で上値を押さえられて、下落が180.10まで拡大もどうにか維持する形。上値は、192.02が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、193.27、193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、189.46-51を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、188.85-93ゾーン、188.23、187.59、186.48、184.47、182.81-183.06、180.10-60割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を109.38でCapされて、下落が90.14まで下値を拡大も、どうにか維持する形。上値は、98.61を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、98.91-10、100.02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、97.27を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.73-00、96.22、94.72、94,09、93.43、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、99.03まで上値を抑えられて、下値を83.08まで下値を拡大もどうにか維持する形。上値は、90.28が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて90.86、91.53越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、89.13が維持されると売りは利食いで買いは割れるなら止めて、は87.92-88.24、87.11、86.70、85.86、85.00-36、84.05、83.08割れをストップに順次買い直し。